耕運機とテーラー

よく、耕運機(こううんき)を購入(こうにゅう)しようと商品(しょうひん)を見(み)て回っ(まわっ)たら、テーラー、若しくは(もしくは)ティラーという商品(しょうひん)を目(め)にするかと思い(とおもい)ます。見た目(みため)はほとんど耕運機(こううんき)と同じ(おなじ)なので、耕運機(こううんき)とテーラーは同じ(おなじ)物(もの)として認識(にんしき)している人(ひと)も多い(おおい)のではないでしょうか。実際(じっさい)、この二つ(ふたつ)は同じ(おなじ)物(もの)のように扱わ(あつかわ)れていることもあります。メーカーによっては、テーラーという表記(ひょうき)はなく、耕運機(こううんき)とだけ明記(めいき)している所(ところ)もあるので、区別(くべつ)する必要性(ひつようせい)があまりないのでは、と思う(とおもう)人(ひと)も結構(けっこう)いるでしょう。しかし、厳密(げんみつ)には耕運機(こううんき)とテーラーは区別(くべつ)されています。テーラーは、耕運機(こううんき)に荷台(にだい)をけん引(けんいん)する機能(きのう)を持たせ(もたせ)た物(もの)の事(こと)をそう定義(ていぎ)しています。基本的(きほんてき)には搭乗(とうじょう)型(がた)で、手押し(ておし)タイプが多い(おおい)耕運機(こううんき)とは区別(くべつ)しやすいかと思い(とおもい)ます。ただ、多機能(たきのう)の耕運機(こううんき)は管理(かんり)機(き)と呼ばれ(よばれ)ており、この管理(かんり)機(き)も搭乗(とうじょう)タイプが多い(おおい)ので、今度(こんど)は管理(かんり)機(き)とテーラーの区別(くべつ)がいまひとつ付き(つき)難い(がたい)という事(こと)になります。そういった理由(りゆう)もあり、あまりテーラーという表記(ひょうき)を使用(しよう)しないメーカーがあるのでしょう。広義(こうぎ)では耕運機(こううんき)でもありますし、管理(かんり)機(き)でもありますので。ただ、コンパクトサイズの耕運機(こううんき)を欲しい(ほしい)と思っ(とおもっ)ている人は(ひとは)、テーラーは回避(かいひ)すべきなので、そのあたりの認識(にんしき)はしっかり持っ(もっ)ておいたほうが良い(よい)でしょう。テーラー＝耕運機(こううんき)という認識(にんしき)のまま購入(こうにゅう)してしまうと、後悔(こうかい)してしまう可能性(かのうせい)もあります。決して(けっして)安い(やすい)品物(しなもの)ではないので、購入(こうにゅう)する際(さい)は慎重(しんちょう)に検討(けんとう)し、選択(せんたく)する必要(ひつよう)があるでしょう。